細長あいブログ

アラフィフから社労士を目指す

同期の死

昨日の夜、以前の会社で同期だった同い年の友人が交通事故で亡くなった。46歳だった。朝からの訃報に動揺しまくりで、一旦心を落ち着かせる為に日記を書く。特に誰かに読んでほしい訳ではない。自分の記録の為だ。

 

同期はとても出来る人だった。私が辞める時に唯一残った同期だった。20代から30代にかけて他にたくさんいた同期は結婚や出産を機に辞めていったが、どうゆう訳か私と彼女はその機会がなく(厳密にいえば彼女は結婚を一度しているので私とは違うけど)、最後に残った2人だった。でも結局は私が先に44歳で辞めてしまった。私が辞める時、私達は別々の支店で働いていたので、最後の出勤日に挨拶の電話をしたのを覚えてる。その時、あの子泣いてくれたな。私が辞める時、泣いてくれた。その後、一回飲みに行った時に会ったのが最後になってしまった。とても出来る人で、仕事が早くて、部下からの信頼も厚くて慕っている後輩たちはたくさんいた。姉御肌ってやつかな。頭の回転が速いから、私とは全く考え方も違うし、私はいつも羨ましく思ってたっけな。でもそそっかしくて、大雑把で、・・。時々びっくりするミスを犯すけど、あのスピードで仕事してたら、そりゃ何かやらかすよねって思ってた(笑)実家が近いから、最寄駅も一緒だし、たまーにバッタリ駅で会うなんて事もあったな。未だに信じられないし、今日お通夜に行くのも怖い。現実味を帯びてしまうから。

 

彼女とは特別親しい仲ではなかったけど、訃報を聞いた時、びっくりするぐらい嗚咽してしまった。だって、20年ぐらいは同期として切磋琢磨してきた間柄だもん。唯一残った、彼女がきっと会社の柱に今後なるんじゃないかって、思ってたのに。こんなに突然いなくなってしまうなんて。怖い。複雑。彼女のご両親は、恐らく私の親と同じぐらいだろうから、ご両親が気の毒で、ほんと辛い。今、まだお通夜に行く前で、すでに目がパンパンに腫れ、頭もガンガンする。明日会社に行って働けるか自信ない。

 

亡くなった彼女は本当なら今日は出勤日だったようだ。彼女の代わりに同じ支店で働く後輩が今日は出勤しているらしい。とても働けるような状態ではないだろうと容易に察しがつく。奇しくも、明後日からコロナのせいで再び臨時休業に入るそうだ。もう今日から臨時休業でもいいんじゃないかとすら思う。いろんな事が皮肉に思える。神様はきっといるんだろうけど、何もしてくれない。そうただ見てるだけ。誰かに何かをしてもらえると思ってはいけない。自分で這い上がって生きていくしかないのね。